不当解雇 その25 【証拠調べ 人証】

ボクの場合、ICレコーダーで、会社側の不法行為・ハラスメント・その他に関する「証拠」がほぼ完全に残っている。

これは、極めて、有利であるし、むしろ訴訟において勝利に導く決定的証拠にもなる。

何かあったときのために、ICレコーダーを持っておくというのは、自分自身のリスク管理上、極めて有用であると思う。



さて、現在、証拠調べ(人証)に向けての尋問事項をまとめている。

7年くらい前に買った加藤新太郎先生の『民事尋問技術』という本を持っていたので、再度、じっくり読み込んだ。


この尋問事項をまとめる作業が、予想以上に時間がかかるものだということが判明。

ちなみに、ボクは、次のようにやってみた。

1.尋問事項を、思いついたものすべて列記。

2.要証事実に照らして、尋問事項を絞り込み(余計なものを削除)。

3.効果的な尋問事項の順序を構築

4.尋問型式の検証

基本的には、可能な限りクローズド・クエスチョンで。



相手は、嘘をついてるので、客観的証拠との矛盾点、主張の中の矛盾点など多々あって、それらを突いていくと、かなりの尋問事項となりそう…。

実際に尋問事項をまとめていて思ったのは、弁護士がやる仕事って、地道で手間のかかる作業が、かなり多いんだな、ってこと。