不当解雇 その12 【配置転換後 つづき】

当初所属して部の部長からの、退職強要、各種の陰湿かつ執拗なハラスメントが、継続して行われていた点については、すでに言及した。
以下、引用
  「平穏な」と書いたが、当時の所属部長からは、
  ・挨拶の無視
  ・会話なし
  ・すべてのメールのCCからボクを排除
  ・業務に必要な資料の配布その他、業務上の情報をすべて遮断
  ・その他、ボクの悪口を他部署や経営陣に吹聴して回る
  といった、ネグレクト的なハラスメントや名誉毀損的ハラスメントは、継続して受けていたが。
引用ここまで



その後、代表取締役から、でっち上げに基づく退職強要や、人格否定・人格非難などの不法行為を受けたことも、不当解雇 その9 【強要?脅迫?】 に書いた。


ここで、念のため付言するが、ボクは、この会社で
1.業務上のミスその他失敗をしたこともないし、それによって会社や他人に甚大な迷惑や損害を与えたことも無い。
2.無断欠勤その他の非違行為も一切無い。
3.そして、業務遂行上、上司あるいは部下を含む関係者から、仕事の進め方、結果、その他について、注意を受けたことも、改善を求められたことも、一切無い。
4.さらに、社内において、反抗的な言動や、組織としての秩序を乱す言動といった態度もとっていない。むしろ、他部署の人も含めて、広く良好なコミュニケーションを築いていたと言える。


仮に、上記「1」や「2」において、単にボクが認識していないだけだったとしたら、「3」のように、第三者からその指摘や注意、改善を促すよう求められるはずであるが、そのようなことも一切無かった。
そして、「4」に関しては、そのようにボクが社内での信頼や良好な関係を築くことを、当初の所属部長は、むしろ、妬ましくそして疎ましかったのだと推知する。
いただいたコメントの中には、今回の不当解雇の件で、ボクに何らかの原因があるとの指摘もあるが、それはある意味正しいし、ある意味正しくない。
つまり、「正しい」部分としては、ボクが不当解雇のターゲットになったのは、紛れも無い事実なのだから、そのターゲットを選ぶという意思決定の過程において、何らかの理由があって、ボクが選ばれたという点だ。そしてこれまで日記に書いてきたような当初の部長や代表取締役らからの不当な退職強要に、ボクは、応じなかった。これ(つまり退職強要を応諾しなかったこと)が、不当解雇に至る原因だ。その意味で、ボクに原因があるとの指摘は、正しい。
次に、「正しくない」部分としては、ボクには、法令上解雇を正当化する解雇理由も、また、会社内で業務上の失敗や損害を与えたという事実もないという点だ。この事は、上記1乃至4を参考にしていただければと思う(細かく書けば、もっとあるが、独断で省略する)。そしてなにより、会社が行った退職強要や、不当解雇は、社会通念上も、そして法令上も許されるものではない。


■ 配置転換後 (机拭き、コーヒーカス捨て、その他)
前回からのつづき。
その後、ボクは、単純な事務作業を強要された。
『忍辱』という言葉は、前の日記で使った。
さて、このボクを退職に追いやるためやらされているこれらの単純作業。
考えてみると、それぞれの作業やプロセスにおいて、無駄な点、非効率的な点、改善点など、多く目に付くものだ。


やってみるか。


ボクは、自発的に、事務の効率化とコスト削減を実現しうる改善案をまとめて、配置転換先の部長に提出した。
そしたら、その部長、
「余計な仕事をつくるな!」
と。
毎年赤字のこの会社で、年間数十万円、百万円ちかいコスト削減が実現できる。
それでも、この人にとっては、「余計な仕事」だそうだ。


でも、どうなの?
不当解雇で、労働審判を申し立てられて、場合によっては、本裁判。
どれだけの時間と、弁護士費用、賠償金がかかる?
従業員を「不当解雇」する方が、はるかに「余計な仕事」なんじゃない?


まあ、こんな感じで、配置転換先で、退職へ追いやるための単純事務作業のみやらされる中…
当初の部長と、○○室長は、着々とある作業を進めていた。
   つづく…