不当解雇 その7 【不当解雇への伏線 続き】

前回からの続き
ボクは、特定の個人を誹謗中傷するメールなど送っていない(ボクにはまったく身に覚えのないこと)。
そのことは、当時の所属部長と○○室長に、何度も説明した。しかし、彼らは、一切聞く耳を持たず、「あなたには、辞めてもらうしかない。」などと、一方的にボクに対して通告してきた。退職強要の第一弾。
これは、彼らが、ボクのことを誤解しているのではない。ボクを陥れるための、シナリオの1つだったのだ。


不当解雇通知の時と同じだ。
不当解雇通知の時は、ボクを辞めさせるという目的の為に、ボクが経歴詐称したとの虚偽の事実をでっち上げた(もちろん、ボクは経歴詐称などしていない)。そして、一方的に解雇を通告すると共に、「ネコポン、経歴詐称により解雇」というメールを社内全員に送信し、既成事実を作り上げた。


この平成21年11月頃の時も、基本構造は、まったく同じ。
ボクを退職に追い込むという目的の(伏線の)為に、ボクが特定の個人攻撃をしたとの虚偽の事実をでっち上げた。
(後に分かったことだが、そのそも特定個人を誹謗中傷するメール自体、存在していなかった疑いが濃厚。)
彼らの目的は、『ネコポンが個人攻撃を行っている』という虚偽の事実を、マネジメント層を含む会社内に広く水面下で静かに流布させ、ボクの信用を失墜させ、ボクが会社内で働き辛い環境を作り上げ、自主退職に追い込もうとすることだった。
ボクは、年末、さらに執拗な退職強要を受けることになるのだが(次回あたりの日記で書く予定)、この『ネコポンが個人攻撃メールを送っている』という虚偽の事実のでっち上げは、その伏線となっていたのだ。


■ なぜ?
そもそも、なぜ、この時、ボクがターゲットになったのだろう?
職場の仲間から
「X子が、『ネコポンを辞めさせろ』って部長とか、取締役に言ってる。」
という話しを、聞いた(取締役に確認済み)。
そう、X子とは、○○室長と深い関係にある(あるいは、関係にあった)、20代後半の女。
どうりで、ボクの上司でもなんでもない○○室長が、この時も登場しているし、そして何より、今年3月にボクに対して不当解雇通知を言い渡したのも、○○室長だし。


X子に対しては、思い当たる節がなくもない…。
当初、X子に対しては、同じ職場で働く人の一人程度の認識だったが、実は、この平成21年11月よりも前、ボクは、X子からの「X子主催の少人数パーティーへの誘い」「ディナークルーズへの誘い」「飲み会への誘い」など、複数声をかけられていた。
ボクも、最初は、予定が会えばO.K.だって返事していたんだけど、あまりにもたくさん誘われ過ぎていたし、業務中の私用メールが送られてくる頻度が増えたり、X子からのアプローチがエスカレートしてきているのを感じていた。
また、X子に関する良くない噂とかいろいろ聞いたり、X子の言動に疑問を持ったりするようになって、結局、誘いを全部、お断りさせてもらった(結局、X子とは、数回ランチに誘われて行った程度で、それ以外はすべてキャンセルさせてもらって、距離を置くようにした。)。
それを機に、それまで馴れ馴れしかったX子の態度が豹変したのは、覚えている。X子に、業務上、無視されたりもした(業務上の支障がなければ、特に気にする事はないし、むしろある程度距離を置きたいとボクは思っていた)。
それが、平成21年10月頃のこと…


○○室長にとっても、あまりおもしろくなかったんだろうね。自分と深い関係の女が、ボクに声かけたりするのは。実際、室長からは、勤務時間中に会議室に呼ばれて、X子からボクに送られてきたメールの内容、X子からの電話の時間、内容、X子からの誘いの内容、その他、仔細に聞かれたし。


でも…。
X子からの職場外・業務以外の誘いを断ったからって、普通、解雇になるか??
たしかに、、
1.会社にとって
 創業以来、2009年度に至るまで、毎年赤字であって、人員削減が確実で手っ取り早いコスト削減。
2.当時所属部長にとって
 ボクより1歳だけ上。部門の業務に関しては、完全に素人で、知識・経験・能力からしても、明らかにボクの方が上。周囲からも「部長としては不適任」と言われている人物。自分のポジションに危機感を抱いていたから、自らの『部長』という肩書きを守りたいが為に、ボクの悪口を会社中に広め回ってた。(不当解雇 その3 【会社の現状】参照)
3.X子にとって
 ボクに誘いを断られて、プライドを傷つけられ、恨みを持った(?)。
4.○○室長にとって
 上の書いたとおり。
と、いくつか重なれば、ボクをターゲットにするのに上記4者にとって、異論はなかったということか。実際、退職強要を迫ったり、「解雇通知書」を作成したり、不当解雇の動きに関与していたのも、この4者だったし。
「3」については、ボクも俄かに信じ難かった。自分の誘いを断った相手に恨みをもって、上司に解雇を迫るなんて。通常(ボクの判断基準)では、あり得ない。けど、社内の仲間に聞いたところ、X子は、自尊心や、自己顕示欲が強く、常に自分がチヤホヤされていないと気が済まないタイプなので間違いない、とのこと。
仲間は、「ネコポンが、X子からの誘いをキャンセルせずに、すべて応じていれば、不当解雇にならなかったのにね」と、冗談っぽく笑っている。
それにしても、不当解雇のターゲットになる発端の1つに、X子が関与しているとは…。
恐ろしい…
そして、この恐ろしい事は、さらにつづく…