不当解雇 その3 【会社の現状】

ボクがいる会社(正確には解雇無効としてその地位を係争中)、社名変更が度々行われ(それだけでも、十分怪しい感があるが)、創業以来、2009年度に至るまで、毎年赤字という会社。


  にもかかわらず、この会社は、なぜ、資金繰りに窮しないのか?
  なぜ、取締役ら経営陣は、危機感を持たないのか?


それは、現在、この会社が、某商社の子会社だから。
通常、この会社のような財務状況ならば、銀行は融資を断る(実際、融資を受けることができない状況)。しかし、親会社の商社の「グループ金融」という借入枠で、親会社から借入れができるので、とりあえず資金繰りには窮しない。
また、取締役らは、親会社の商社からの出向なので、彼らは数年すれば、親会社へ戻っていくし、万が一、彼らの出向中に会社が倒れても、親会社へ戻るだけ。
なので、まったく危機感が無い。むしろ、親会社の商社で役に立たない、使えない連中の送り先が、この会社のような「商社の子会社」といわれている。


さらに付言すると、この会社は、商社の子会社として設立されたのではなく、もともとあった今にも倒れそうな無名弱小企業だったところ、商社による資本(と取締役)の注入を受けて、いわば「乗っ取られた」という経緯がある。
まあ、親会社の商社としては、この会社がすでに取得していた主務官庁の「登録」や「免許」といったものを、手っ取り早く手に入れたかったんだろうね。
ちなみに、ボクが中途採用で入社したのは、商社の子会社となってから。


先ほど、「取締役らは、危機感がない」って書いたけど、とはいえ、親会社商社からそれなりの『数字』は求められる。
収益を伸ばす、コストを削減する、といった方法よりも、数値上黒字転換するためには、私の年収相当の従業員を20数名削減する方法が簡単なんだろうね。
その従業員削減方法も、 たぬきちの「リストラなう」日記 のような労働基準法その他の労働関係の法律などに則ったものではなく、ハラスメントや退職強要、不当解雇といった方法で、それを実践しているのが、この会社。
そして、この状況を『またと無い好機!』とばかりに便乗したのが、ボクの元上司(部長)。
上司といっても、年齢はボクより1歳上。
部門の業務に関しては、完全に素人で、知識・経験・能力からしても、明らかにボクの方が上。周囲からも「部長としては不適任」と言われている人物。
自分が何人も辞めさせていると、退職強要やハラスメントが不法行為であるのを知ってか、知らず課、自慢げに語る人物。
元上司は、自らの『部長』という肩書きを守りたいが為に、ボクの悪口を会社中に広め回ってたよ。完全な不法行為で、損害賠償ものなんだけどね。元上司は、それが不法行為との認識すらないらしい…。


といった背景で、ボクは、昨年のうちから、退職に追いやるための様々なハラスメントや執拗な退職強要を受けてきたよ。


会社からのハラスメントや執拗な退職強要の詳細については、少しずつ書いていこうと思います。
それと、会社名については、現在伏せていますが、今後の状況次第では、会社名の公開も考えています。
また、裁判所へ提出した各種証拠、準備書面、陳述書等も、可能であれば、公開したいと考えています。